北欧から

 

スウェーデンに続いて、夏休みの合間、ベルリンやロンドンでまとめて仕事をしたり、知人の追悼の会に出席をします。ヨーロッパは昔からよく仕事で向かいまして、1年に1回はどこかに行っています。昔、ミラノではイタリアのゲーム会社、フランスでは今は大手のパブリッシャーと打ち合わせをして交流を深めました。ロンドンは初めての個人の海外旅行先でしたし、ドイツは長期に鉄道旅行をした思い出があります。

今の私の副題としては、10年以上前に来た時と、今の感じる自分の気持ちの差異を比べて、認知を変えてみようと試みています。先のことを考えずに行動をしたり、衝動的を取り戻す旅です。

 

アメリカの方が生きづらい?

 

スウェーデンにいて、ふとおもったのは、むしろアメリカの方が相当保守的・排他的だということ。アメリカに移住をしたり留学をされる当事者が多いと思います。生活で不適応になる当事者も多いよう感じていて、やんばる先生のサイトもアメリカからのアクセスもありますし、先生もそのようなお話をされたことがありました。私は、アメリカはADHD、多動っぽい雰囲気がありますが、住んでみると日本の方が楽だと思うこともあります。

アメリカのダイナミックな挨拶は、様々な考え方を受け入れるような、フランクな雰囲気がある。でも、その場のノリ、空気に合わせらられるかが、彼らの判断ポイントになり、あなたたちを受け入れるといったポーズの反面、相手を観察をしていて、ノリに入れない場合は、変だとして防御をする。だから、発達障害の代表として語られる、Appleの創業者のスティーブジョブスなど、才能のある人が、才能故に合理的に周囲が尊重することができて、本当に数%の確率でビジネスのホームランを打ったぐらいに思います。

一般的には、アメリカはものすごい排他的に感じますので、コミュニティがないと、特にASD系な人は大変だと思います。ADHDは、調整しすぎて疲弊をする。積極奇異のアスペルガーは、似ているADHD間違われて、周囲に大胆に扱われるが、言語や言葉以外は通じにくいので、本意が伝わりづらいストレスを受けそう。受動型か孤立型が一番アメリカにフィットしそうです。

北欧は日本に似ている

はじめてのスウェーデン。日本以上にアイコンタクトが大切で、アメリカ的に手を挙げて、体で感情を表現することは、あまりよくは受け取られないと感じました。他者を尊重して、相手との距離を一定に保つ部分は日本と似ていると思いますし、繊細な人たちだとも感じました。また、わからないことは他者に頼らず、自分で解決をするといった面では、自閉的だが、周囲も同様であるといった考えなので、意外と排他的ではなく、だから、移民を受け入れているような気がします。北欧にいると、英国やアメリカとの違いを痛烈に感じます。

エストニア

まだ、エストニアは1日しかいませんが、世代の差はとても大きくて、私ぐらいの年齢の人と若者のコミュニケーションは大きく異なる感じです。中年・年配の方は清々しいぐらい、ふてぶてしく、状況察知がやや欠ける気がしますし、若者は真逆で、フレンドリーすぎる気もします。北欧から東欧の旧ソビエト(共産圏)の地域は奥がふかい。

エストニアは強烈すぎて、経由地のドイツ(ケルン)を忘れるぐらいです。驚きの連続で、ITの先進国であることはどうでもよいぐらいです。もっと長くいたいと思います。

私個人は、ケルンの下町感と観光地のバランスが良くて、安心できます。時間はのんびり。一番好きです。

 

途中ですが、報告です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA