「逆マインドフルネス」と降圧

Last Updated on 2019-08-09 by djnagureo

 

 

高血圧問題を報告をすると、約2.5ヶ月要したが、自力で130/85の診断ギリギリまで下げることができて、極端な減塩、減酒、減ストレスなシンプルな生活の効果が出た。3月は180/120だったから、かなり頑張ったなと思った。

ただし、血液は3ヶ月で一巡をして入れ替わるが、血管は加齢もあり長期戦なので、まだまだ油断は禁物だと考えている。

頭が軽くなり、耳鳴りもなくなっている。頭の中に、残作業というべきなのか、細かい仕事や気になることがシンプルに整理されたように思える。診察の際に「ふらつき」「後頭部のドクドクした痛み」がないか?と指摘されて、減塩生活をして血圧改善をしてからようやく自分の痛みがわかってきたのだ。だから、自分が相当まずい。「死ぬのではないか」と恐怖に感じて、生活改善を邁進することができたのかもしれない。

体調に繊細な児童は多いが、真逆な特性で、残された最後の私の問題「自分に気づけない自分のこと」に集約されたようにも思える。

 

オリジナルなマインドフルネス

血圧とメンタルの影響が大きいと考えて、作戦を考えた。まず、自分の生活や周囲のずれの気持ち補正だ、

・多くの人は1日8時間を仕事のベースとしているが、私は起きている時間全てを仕事にアサインをしている

・私の体調や感情が、私ですらわかりづらいので、当然、周囲も誤解をしている

例えば、周囲の人は、「私は、飛行機に乗ることを楽しみで、昨年は30数回沖縄を往復していて、多動や衝動性、マリンスポーツのために」と誤解をしているのではないかと考えた。

「高血圧対策と同じように、嫌なこと辛いことをクリアするために、マイレージなどの数値目標を立てるが、本当は飛行機を想像するだけでかなりストレス」と伝えた。実際、飛行機に乗る前の日と、降りた翌日の血圧は高い。

私は寝付きが良いと思っていたが、忙しすぎて寝る時間も少なく、生活の余裕が全くなくて、仕事をするか寝るかの生活だった。また、自分をメタ認知しすぎることは乖離性人格障害かもしれないと、仮説を立てた。

今の自分を常に客観視しすぎて歪んでいるのかも?

私は、自己分析はできているが、自然と思うことをそのまま受け入れる「思うことの自分」=「考えて理解する」ことがズレているかもしれない、と思った。

周囲には下記を宣言して、独自の「マインドフルネス」をするために協力をお願いした。

・家族と生活をしない。常に一人であることを心がける

・仕事やイベントをできる限り減らす。

・一人の時間を大切にする。

・優先度付けをする。

・SNSを活用をして、自分の行動のメモをする。

・食事や運動を中心に、自分の体調や気持ちに気がつくようにする。

 

自分ファーストと血圧

ウエアラブルデバイスを付けてわかったことは、生活の一場面の影響をリアルタイムで受けやすく、脈拍と血圧の変動して、上半身の緊張・硬直が強い。waisの検査同様だが、私は絵画配列の高さと、絵画完成の低さのギャップが問題であり、未来の予測が鋭く、自分を怖いとも思っている。だから、直感でこれはまずいとか、怪しいとか、期待できるとか、すぐに反応をしているのだ。

だから、私以外の周囲は全くわからないのに、「このままだと、このようになる。」心配や直感があたりすぎる。場面や状況から、将来を高い確率で推測をできると思っている。(一時期は自分は思い込みが強い統合失調症ではないかと疑うぐらいだった。)

 

・状況の先読みによる、期待もしくは心配

過去の類似するケースのマッチング

仮説出し(これと、それがあることは、こうなるであろう)

・場面の空気と、本当の気持ちの違和

まず、自分の気持ちを素直に受け入れて、体調や感覚、気分の変化と合致をさせる。その上で、周囲が何を私に伝えたとしても、私の感情はそのままの正直であるとして、私が気持ちを受け入れて、伝える癖をつける作業をおこなった。

うまくいく、何か良いことが起こると察知した際は、まずは、評論家のように言葉で伝えるようにした。

納得いかないことは、そのまま伝えるが、相手や環境への否定ではなく、改善を元に伝えているといったスタイルを徹底した。要するに、多少強めにいっても、相手への人格否定ではないとした態度であり、自分の立ち位置が、上や下でもなく、常に俯瞰をしているイメージだ。

わかりやすく言えば「いやなことはいやだ。」「よいことはよい。」私の立場に関係なく、そのまま伝えることだ。本来、私のような性格のものは、思ったことをそのまま伝えすぎて、トラブルになる。自分は、これを避けるために、コントロールをしていたことが、逆によくなかったのかもしれない。

この経験を増やすことによって、自分の思いと、外側に出る態度が乖離していることが補正され、体のこわばりや硬直を自分で気づくことができた。そして、血圧測定時に、そのような悪い思いをあえて想像をして、血圧が高くなり数字で自分の体調を見えるようにしたことも、自覚することができた。

心の中の思いを出しながら、血圧測定を行うと、思いの種類でかなり変動をすることに気がついた。

 

静かな思い

私は、周囲の人や、環境からの影響が強く、常に頭の中のノイズや思考が回り続けて停止しない問題がある。朝起きてから、仕事をすぐに爆速で進める癖もあった。裏を返すと、自分はすぐに何かをやらないと、先延ばしをして約束や仕事を忘れてしまう恐怖の裏返しであった。

幸いなことに、初夏にかけて、人に任せられる環境があることも重ねて、細かいことはやらずに、指導やアドバイスをすること。ただ、完全ではなく、私にしかできなくて、モチベーションの上がることは、むしろ私の立場を鑑みず任せない方が、楽であると割り切った。

そして、仕事も日常の生活も、最小最低限に絞り込んで、頭の中のノイズを減らした。

以前であれば、「これと、あれと、掻き立てられるような」猛烈な、何かしなくてはいけない感じが減ってきた。

そのこと自体に、パフォーマンスが下がったようで、心配もある。私の健康を持って周囲もある立場だと、覚悟をしている自分にも気がついた。

思うことのトレーニングをすることによって、血圧は135/90に落ち着いてきた。

 

インチュニブはまったりと

久しぶりに、薬を試してみることにした。成人への処方が認可された「インチュニブ」であるが、初日から降圧作用が効いてさらに、115/75となった。

まだ、3-4日であるが、効果をまとめると、以前にも増して客観視をすることと、頭の切り替えは苦手になるが、やり始めると問題なく集中ができる。眠気は相当酷く、まだ落ち着いてはいない。首の痛みや耳鳴りは完全に消えた。コンサータのように、強制的に動くような力は少なく、ゆっくりした時間が経過している。

以前であれば、残された仕事をその日のうちに全てやろうとしたが、先延ばしをするようになった。「せっかち」で焦燥感の高い自分は消えた。さぼったらダメになる、という自分が消えた。

副作用としては、鼻の中が乾く。眠気とだるさがある。離人的になる。焦りがないのでパフォーマンスが下がったかのように思う。(コンサータとは逆)今後継続をして報告をしていきたいと考えている。

 

 

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA