Last Updated on 2018-11-14 by djnagureo
ドーユーラボは、毎日「1コマ」の講義と、それ以外は自由時間として、
南雲のシンセサイザーやアマチュア無線(受信のみ)、電子工作など遊べます。
作ったゲームで遊んでも構わない。
でも、家で遊べるような「市販のゲーム」は禁止。
夢中になって楽しんで欲しい。
、「集中しすぎる=過集中」があり
「決して悪いことではない」が、度がすぎると大変と考えて一考した。
計画書をつくる
「過集中」は、混沌・複雑なこと・準備を爆速で実行できる魔力があり、
物事を目標に向かって順序立てることよりも、
わかること、できることから、一気に進めようとする。
続けると、虚脱といって頭が回らない症状や、
目的なしに同じことを繰り返すなど、
がむしゃらに他のことを回避しようとする、無駄な時間が増える。
そこで、数時間集中をしたら、「計画書」を立てて、効率的に集中できるような
癖をつけたらどうかと考えた。
もちろん、職員がサポートをして、
小学校1年生から漢字だらけの計画書を作成をしてもらいます。
「大人っぽい子供」で高知能な児童は、会社っぽい作業を、体験することに、夢中になったらなと考えている。
ワーキングメモリの拡張
最近、考えていることだが、
思考するための素材(データベース)を瞬間的に頭にどれだけ維持できるのか。
学力に影響するのではないかと考えた。
今、瞬間に考えている=と言うことは、『過去』の記憶になるわけであるが
『今現在』の意識は、つい先ほどの記憶として、ワーキングメモリに格納される。
将来を想像して見通しをもち、
『今現在』の判断をすること。
例えば、「どこかに旅行する計画」となると
何がしたい、楽しいこと・日程・予算・向かう場所・交通手段・休暇申請・宿泊場所・準備するもの
など、多岐にわたる情報を、今瞬間に頭にどれだけ用意することができるか。
だと考える。
45歳の自分を考えれば、
いつどこで、とか、切符はどこどこが安いとか、瞬間に連鎖するイメージであったり、
細かいことが考えられなくなってはいる。
昔は、瞬間的に全部が連結して頭に浮かぶので、言葉に詰まった。
思ったこと、考えたことを伝える際に、
言葉は、シングルタスクだから、頭のメモリを言葉で開放(キャッシュクリア)するためには時間がかかる。
(過集中も、キャッシュメモリを開放できない問題だと考える。)
だから、「計画を立てた方が、面白いという癖」をつけると、
『今自分がやっていることは、効率的であるか。』といった思考が
過集中よりも優先度高く、自分を制すると考えている。
自分は、子供のころ、西部警察のプラモデルを作った。
¥1,000円を超えるプラモデルを2日で夢中になって作ったが、
雑になり、もったいない。損したと考えた。
あらかじめ、説明書を熟考して、「毎日ここまで作る」と決めておいて
少しずつ制作をした。
5日に分けて作れば、¥200 x 5日楽しめる。
このように「ここまで作る」ルールがを事前に決めると、
仕方なく、丁寧につくった。
プラモデル部品の「バリ」を綺麗にとったり、やすりがけもきっちりした。
結果、自分が納得できる、プラモデルが完成した。
この体験を教えられたらと考えている。