じゃんけんぽん!

Last Updated on 2018-11-14 by djnagureo

 

 

僕にとって、

『それだけで東京から沖縄へむかう』

ぐらい、とても楽しい時間がある。

子供達と接する時間。

特にトランプ大会で、多分一般的な人であれば、

面倒くさいのだけれども

僕にとっては、面白いし、これなのだなと、気づきがある。

 

トランプを始める前に、独自ルールの調整はもちろんだけれども

みんな必勝法など作戦を立て始める。

Aさんは、『じゃんけん』の勝ち方として、統計的に相手の癖を見ている。

自分は、トランプの『ダウト』において、自分の数は何周先まで

参加メンバー数で、わかるので捨てるダウトカードはあらかじめ予測がつく。

 

僕は、Rくんは、『どらえもん』が大好きだから、

『グー』から無意識に出してしまい、じゃんけんよわーになるのかなと思った。

児童もみんな、作戦をしっかり考える。考えすぎるが楽しい。

 

また、おやつの買い物の話をしていて、『お菓子を安く買う』テーマで

安くても遠かったら燃料代がかかると、話が出た。

お菓子貯金をして、記録をつける。

やはり、同世代と比べたら、先のことを考えたり、深く答えを求めていて

全員大者になる風格がある。

 

はっきり伝えると、ネット上にある

『IQが高いひとの特徴』、『ギフテッド』などの記事は、微妙だ。

(高い人が書いているわけではなく)

ずば抜けて高い部分は、できて当たり前であるので、本人は得意に思ってはいない。

むしろ、できない部分の方が、本人の自覚が大きすぎてしまう。

恵まれた才能については、本人は無自覚で

できないことが、本人は大きく気がついてしまうのだ。

この問題の対処は、『本人よりも経験がある人』が褒めたり、伝えることだ。

とても難しいことは、親御さん以外に、本人を超える者が周囲にいなかった不幸だ。

 

50代の後藤先生から、40代の南雲に続いて、先生つながりの職員、高校生、中学生

そして小学生につながる、『高知能な仲間』たちは

面白い=おかしく=世の中にとって面倒なことを、興味本位で考えて

『教えようとしなくても』

下の世代に、知恵を『空気』で伝授していくのだなと。

 

『言葉を使わなくても、理解しあえるお兄さんやお姉さん、先輩だと思える。』

『自分の悩みや辛いことは、先輩たちもわかる。』

そうなれば、良いなと思っていたが、自分の理想通りになってきた。

 

自分の思いは、レベルの高い高校や大学に行かせたい。

経験上、偏差値が60以上の学校はイジメも少なく、校則もゆるい。

自主性を重んじた自由な学校が多い。

生徒もイジメをすることの意味もわからない。

人は人、自分は自分だから、同調圧力はない。

好きなことを極められる環境もある。

 

最近、大反省と、取り戻したい時間がある。

僕の子供達で、ひやごんの仲間を見ていると本当に思い出す。

僕は、兄弟のように子供に接してきて、

特に男同士でもある、

息子は、好きなことや興味を、子供相手と思わず(申し訳ないが)一方的に伝えてきた。

それでも、興味をもって、『ついてきて』くれた。

良かったこともある。

だから、今は、沖縄と同じぐらい、自分の子供達に接する時間を増やしている。

二人の子供達は、大学生になったら、離れ離れになるかもしれないから。

 

僕のわがままな父親経験は、施設の児童を育てるのに役立っている。

そして、自分のそのままな姿が、自分の子供達にも

何かしら影響を与えていたら、良いのかもしれない。

そのように思う。

 

そろそろ細かいことを伝えず、自然な流れに任せることとした。

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