Last Updated on 2024-08-02 by nakazono
発達凸凹っ子は年々増加傾向にあるそうです。
これは比較的新しい症状等の概念らしいので、近年ようやく理解が広まってきたとか、発見できる医師や機関が増えてきたから観測される人数も増加している、ということらしいですね。
しかしそれでも、人口に対する割合はそろそろ横ばいになってもいい頃合いじゃないかと思うのですが、未だに増加傾向にあるというのは、どういうことでしょうか。
そこでぼくは、一つの仮説を閃きました(検証する気は無いので仮説というよりただの合理的マインドですが)。
- 発達凸凹を持つ人たちは、「人類の大多数が潜在的にそう望んでいるから増えている」のではないでしょうか。
例えば、漫画ワンピースにおける「悪魔の実」も、誰かが望んだからその能力を授けるようになっているとか何とからしいですし(空島編までしかみていないので詳しくなくてすみません)、ドラえもんが永く愛されているのも、あんなこといいなできたらいいな、と誰もが望んでいるからでしょう。
そもそも人類もはるか昔、一部のお猿さんたちが望んだために二本足で歩き始め、言葉を話し、道具や火を使い始めた種族が生き残りヒトへと進化しました。
外敵から身を守る為に不思議な外見に進化した生き物もたくさんいます。
なぜ人類は発達凸凹を持つ人々の増加を望む？
仮にそうだったとして、それではなぜ人類は潜在的に「発達凸凹を持つ人々が増える」ことを望んでいるのでしょうか。
これもまた仮説として、
例えばSDG’sの取り組みや目標も、「達成しなければ人類は地球で生きられん」くらいの、世界を股に掛けた大きな課題ですよね。
また各国でもいろんな悩みがあるでしょうし、特に我が国ではいま人口が減り続けて、国家として危機が迫っているけれども、世界人口は爆発的に増え続けてそれはそれで何か危機的状況だし、とにかくこの頃は不安がつきものです。
それらに対処するには、いわゆる今までの「普通」の人や生活様式では、何かを変えることはできない、という潜在意識が浸透し始めているのではないでしょうか。
という事で、その「普通じゃない人たち」の一つのカテゴリとして、発達凸凹を持つ人々が増え始めていて、さらにその中から、これまでの常識を覆すゲームチェンジャー、それどころかワールドチェンジャーがたくさん現れるのではないか、という仮説です。
つまりどういう事かというと、凸凹を持つ人々がそれぞれ好きな事を見つけてのめり込み、それを趣味・仕事としてさらに技術や知識を活かせられる環境におけば、その中で、あるいはその仲間同士でいつの間にか世の中の困り事を解決できるような何かすごいものをたくさん生み出すことでしょう。
世の中の困り事の解決策を考える、というような従来の手続きではなく、凸凹の人々に好きな事をさせて、その中から困り事を解決できるようなアイデアを集めたりしてイノベーションを起こす、というアプローチ方法を実践する「発掘主義」の時代がくることでしょう。
じゃあ今どうすれば良いのかというと…
そうです、まさに我々ドーユーラボが主軸としている「好きな事を見つけて伸ばす」サポートを徹底するのが一番です。
そしてなんと！！ドーユーラボを設立した南雲玲生氏が、そのサポートの内容を詳しく紹介した書籍が今月発売されます！！
- 【発達障害の特性を逆手に取る方法を伝授】不登校でも心配なし！その特性を武器にする子育て本！『天才肌な発達凸凹っ子の育て方』
- https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001639.000012109.html
私たちの日々の取り組み内容ももちろんですが、ドーユーラボで才能を開花させた子どもたちのインタビューもあり、歴史を変えること請け合いな一冊です！！沖縄県ではジュンク堂書店に多く入荷される予定とのことです！
なにより、そもそも沖縄県がすごい
幸いなことに、ここ沖縄県は、発達凸凹っ子へのアプローチに関して世界で一番適した環境であると確信しています。
なぜなら沖縄県はこんなに環境が整っているのですから。
- 発達障害専門精神科医の後藤健治先生がいる
- ADHDに関する研究をしているOIST子ども研究所・Loving Habits らぶはび♡がある
- 沖縄県発達障がい者支援センター(通称「がじゅま～る」)や、その他各市町村でも発達障がい支援センターが点在
- ドーユーラボがある
- 沖縄スタートアップ事業等が充実(アイデアを相談したり形にしやすい環境)
- 「自立支援医療」に加え「沖縄県精神障害者特別措置公費負担制度」が適用され通院に要する医療費の本人負担分についても全額を公費負担する特別措置が講じられている
それぞれ試行錯誤しながら様々な研究やアプローチを行っていると思いますが、目的はおそらく一つ、「全ての人が個性を活かし自信を持って生きられる世界」です。
ここ沖縄県では、その目標達成までの手段や選択肢が非常に充実しています。
凸凹支援の合言葉「発掘」をここ沖縄から発信していきましょう！
※これは僕が開発している途中の簡易無料署名システムです↓
https://www.virtualsign.doyou.love/99ad60379cf9ce265bff5d33fc5cf706732584f5
この記事を読んだ後、上記URLへアクセスして名前かSNSのリンクなど適当に入力してQRコードを保存します(あいことば不要)。
そしてこの記事についてSNS等で投稿する時にそのQRコードを添付すれば、ちゃんと読んだということがある程度担保されるので、建設的な議論ができるかなと思います。
