Last Updated on 2020-01-21 by djnagureo
6/15(土)に、児童・学生のみんなで首里近郊にある開邦中・高等学校の学園祭に遊びに行きました。
沖縄県トップの進学校で(偏差値67)とても大変ですが、自分の子供の頃の経験もありまして、みんなにぜひ見学をしてもらいたいと思って、職員に必死に児童参加をお願いしました。
レベルの高い学校は、(開邦高校ではなくても)個性的なみんなにとっては、とても楽になるからです。
|中学受験
私の経験をお伝えすると、小学校5年生から2年間ぐらい進学塾に通いまして、偏差値が70を超える東京の麻布中を受験いたしました。麻布中の学園祭で学生に会って、自分と似ている人や個性的な人がたくさんいて、この学校へ行きたいと思いました。
(特色や論述問題は大得意ですが、基礎問題などは、不注意と暗記力が弱く、結果として不合格でしたが)
中学生になると、親と、県内の共通テストで全教科ほぼ満点を取ったら、パソコンを買ってもらえる賭けをしました。ご褒美があると頑張るもので、全教科満点をとりまして、パソコンを入手、内申や模試では神奈川県内のトップ高を受験できるぐらいになりました。
ところが、パソコンで遊びすぎたことと、勉強への興味がなくなって近所の進学校にに入れれば良いと思いました。(注:今も昔も立派な進学校ですが、当時の私は舐めておりました)文化祭が楽しく、自由な校風でのびのびをした高校に楽勝で進学しました。ところが高校に入学をすると、学年で1桁台の成績から、卒業時には見事に最下位の落ちこぼれとなりましたが、高校3年間は皮肉にも、人生で一番エンジョイした生活を送ることができました。
「他者へ関与しないことが、最大の関与」
友達やクラスからの同調圧力もなく、自由でのびのびでした。好きな音楽やシンセサイザーな興味関心を深めることができたので、私のほうが、周囲を見て、協調性がないなと思ったぐらいです。もちろん一般的な(リア充)人がほとんどですが、僕は、マイノリティな本当の自分の中に逃げ込み、音楽の先生は、シンセサイザー部屋を用意してくださいました。(僕が勝手にとも言えるけれども)今の自分があるのは、この3年間です。
進学校は、個性に関して他者の関与が少ないですし、個性が強い学生だらけですので、関与しないことで、みんな仲間になるのです。校則もあまりなくて、生活指導も滅多になかったです。ただし、自由な環境の中では一人一人の自主性が求められて、自己責任にもなります。
地域の繋がりで通うことになった公立の学校は、同じ地域に住んでいる繋がりです。進学をすると自分のレベル・自分のような仲間がいる中に”加わる”ようなこととなり、結果、凸凹や障害を超えて普通になるのだと思います。
秀でた能力や凸凹は、同じぐらいのレベルの仲間と一緒にいることで、普通になって、障害でもなくなると考えています。
梅雨開けのような
土曜日の昼下がり、みんなで突入をしました。
今回は、例として開邦高校へ見学をしましたが、自分が良いと思った学校を見学をしてみましょう。自分以上に変人や個性的な人がたくさんいて楽しいです。
(レベルが高い学校に行かなくてはいけないと言ったプレッシャーはアダルトチルドレンになってしまいますので、それもよくはないですね。自分が素直に良いと思える学校を探しましょう。)
休日出勤の職員各位・ボランティアのみなさま・保護者の方々 ありがとうございました。
※意外に人見知りで、保護者のみなさまにはご挨拶できずに、すみません。
南雲玲生